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作成日:2026年7月19日
スマートホームという言葉から、壁のスイッチ交換や電気工事を想像することがあります。しかし、SwitchBotには既存の家電や設備を残したまま追加できる製品があります。
賃貸住宅で使う場合は、商品名から選ぶより、どのように取り付けるかで分けると判断しやすくなります。
- 棚やテレビ台へ置く
- コンセントへ挿す
- 電球を交換する
- カーテンレールへ取り付ける
- スイッチ、ドア、窓へ後付けする
この記事では、工事不要で使えるSwitchBot製品を設置方法ごとに整理し、取り付け前と退去時に確認することを解説します。
スマート家電の仕組みや、Wi-Fi・Bluetooth・ハブの役割を先に確認したい場合は、以下の記事で基本から解説しています。

賃貸で使うSwitchBot製品は設置方法で選ぶ
| 設置方法 | 主な商品 | 既存設備への変更 |
|---|---|---|
| 置く | ハブ3 | 家具や棚へ置く |
| コンセントへ挿す | プラグミニ | 家電とコンセントの間へ追加 |
| 電球を交換する | スマート電球 | 対応する電球と交換 |
| レールへ取り付ける | カーテン3 | 現在のカーテンレールへ追加 |
| スイッチへ貼る | ボット | 既存スイッチへ追加 |
| サムターンへ後付けする | ロックUltra | 玄関内側へ追加 |
| ドアや窓へ貼る | 開閉センサー | 可動部分へ追加 |
| 玄関外側へ取り付ける | スマートテレビドアホン | 玄関子機を後付け |
工事不要でも取り付け方法は同じではない
「工事不要」と書かれた製品でも、置くだけのもの、コンセントやソケットへ接続するもの、粘着テープで固定するものがあります。
取り付け前に確認する内容は次のとおりです。
- 穴開けや配線工事が必要か
- 粘着テープで固定するか
- 退去時に自分で取り外せるか
- 元の電球や部品を保管する必要があるか
- コンセントやWi-Fiが届くか
- 設備の形状へ対応するか
粘着テープ式は取り付け面を確認する
ボット、ロックUltra、開閉センサー、テレビドアホンなどは、製品や設置場所によって粘着テープを使います。
次の点を確認します。
- 平らな面か
- 汚れや油分が残っていないか
- 凹凸が大きくないか
- 塗装や表面素材が剥がれやすくないか
- 取り外すときに作業できる空間があるか
粘着テープを使う製品でも、すべての壁紙や塗装面から跡なく剥がせるとは限りません。製品ごとの取り付け・取り外し手順を確認します。

置くだけで赤外線家電をまとめるSwitchBot ハブ3
SwitchBot ハブ3は、棚やテレビ台などへ置き、USBケーブルと電源を接続して使います。
壁へ埋め込んだり、エアコンやテレビを交換したりする必要はありません。
既存のエアコンやテレビを交換せずに使える
赤外線リモコン付きの家電をハブ3へ登録すると、SwitchBotアプリから操作できます。
対象例は次のとおりです。
- エアコン
- テレビ
- 赤外線リモコン付き照明
- 扇風機
- オーディオ機器
現在使っている家電を残し、リモコン操作だけをスマホへまとめられます。
ハブ3本体からも家電を操作できる
ハブ3にはディスプレイ、ダイヤル、カスタムボタンがあります。
シーンとは、照明・テレビ・エアコンなど複数の操作をひとまとめにし、アプリやハブ3のボタンから一度に実行する設定です。
スマホを持っていない家族も、本体のダイヤルやボタンから家電やシーンを操作できます。賃貸住宅でリモコンの置き場所をまとめたい場合にも使えます。
置く位置によって赤外線の届き方が変わる
ハブ3は、操作する赤外線家電と同じ部屋へ置く構成が基本です。
- 家電との間を家具で遮らない
- テレビ台の奥へ入れすぎない
- エアコンとテレビの両方へ届く位置を探す
- 部屋が分かれている場合は1台ですべてを操作できるとは限らない

エアコン、テレビ、照明をスマホから操作する方法は以下の記事で詳しく解説しています。

コンセントへ挿して使うSwitchBot プラグミニ
プラグミニは、家電の電源プラグと壁のコンセントの間へ挿して使います。
壁のコンセント
↓
SwitchBot プラグミニ
↓
家電
コンセント自体を交換する工事は必要ありません。
通電のオン・オフを操作する
プラグミニが切り替えるのは、家電の細かな操作ではなくコンセントへの通電です。
利用例は次のとおりです。
- スタンドライト
- サーキュレーター
- 加湿器
- 充電器
- 電源供給で運転を再開する家電
時刻や曜日の指定、一定時間後に電源を切り替える設定にも使えます。
接続する家電の動作を確認する
家電によっては、コンセントへ通電しても本体ボタンを押すまで運転しません。
プラグミニを使う前に、次の点を確認します。
- 通電しただけで運転を始めるか
- 電源ボタンを押す必要があるか
- プラグの抜き差しで電源を管理してよい家電か
- 消費電力が製品の使用範囲内か
- コンセントがN極対応か
エアコンはプラグミニで通電を切り替えるのではなく、ハブ3へ赤外線リモコンを登録して操作します。

電球を交換して照明をスマート化する
電球式の照明では、現在の電球をSwitchBot スマート電球へ交換する方法があります。
現在の電球を取り外す
↓
SwitchBot スマート電球へ交換する
↓
SwitchBotアプリへ登録する
壁スイッチや照明配線を交換する必要はありません。
電源だけでなく明るさや色を操作できる
スマート電球では、次の操作ができます。
- 電源のオン・オフ
- 明るさの調整
- 色温度の変更
- カラー変更
- タイマーやシーンへの登録
プラグミニはコンセントへの通電を操作しますが、スマート電球は電球そのものを操作します。
口金と照明器具の形状を確認する
SwitchBot スマート電球はE26口金です。
現在使っている電球の口金、照明器具の内部へ電球が収まるか、密閉器具などの使用条件を確認します。
壁スイッチをオフにすると電球への電源が止まり、スマホから操作できなくなります。スマート電球を使う場合は、壁スイッチをオンにしたままアプリや自動化から操作する方法を基本にします。


カーテンレールへ取り付けるSwitchBot カーテン3
カーテン3は、現在のカーテンレールへ本体を取り付け、カーテンを押して開閉する製品です。
カーテンやレールを交換せずに追加できます。
レールの種類とカーテンの開き方を確認する
取り付け前に確認する内容は次のとおりです。
- U型レールか
- I型レールか
- ポールタイプか
- 片開きか両開きか
- レールに段差や伸縮部分があるか
- カーテンの重量が対応範囲内か
両開きカーテンでは、左右それぞれへ本体が必要になる構成があります。
時刻や光に合わせて開閉する
カーテン3では、アプリ操作、タイマー、光センサーなどからカーテンを動かせます。
毎朝7時
↓
カーテンを開く
QuietDriftモードを使うと、通常よりゆっくり静かにカーテンを動かせます。
充電方法と手が届く位置かを確認する
カーテンレールへ取り付けるため、充電時に本体へ手が届くかを確認します。
本体を取り外して充電する方法のほか、対応するソーラーパネルを追加する方法があります。窓の日当たりやレール周辺の空間も確認します。

時間に合わせたカーテンや家電の自動化は、以下の記事で詳しく解説しています。

既存スイッチを押すSwitchBot ボット
SwitchBot ボットは、壁スイッチや家電のボタンへ取り付け、アームで物理的に押します。
壁スイッチを交換せずに操作を追加する
利用例は次のとおりです。
- 壁の照明スイッチ
- コーヒーメーカー
- 給湯器
- 家電の電源ボタン
- リモコンがない物理スイッチ
電気配線やスイッチプレートを交換せず、既存スイッチへ機器を追加する方法です。
すべてのスイッチへ取り付けられるわけではない
取り付け前に確認する内容は次のとおりです。
- ボットを貼る平らな面があるか
- アームがボタンへ届くか
- スイッチの押し込み量
- 押した後に戻るタイプか
- 本体が手動操作を邪魔しないか
タイマーはボット本体へ保存できます。外出先から操作する、ほかの家電とまとめて動かす場合はハブ3を組み合わせます。

玄関の内側へ後付けするSwitchBot ロックUltra
ロックUltraは、玄関内側のサムターンへ後付けするスマートロックです。
外側の鍵穴やドア本体を交換せず、本体が室内側のサムターンを回します。
スマホ操作とオートロックを追加する
ロックUltraを取り付けると、次の操作を使えます。
- スマホから施錠・解錠する
- ドアが閉まった後にオートロックする
- 施錠状態や履歴を確認する
- 室内側から本体のキーを操作する
- 外側の物理キーを残す
スマートロックを取り付けても、従来の鍵穴は残ります。
サムターンの形状と取り付け面を確認する
取り付け前に確認する内容は次のとおりです。
- サムターンの形状
- ドア枠との距離
- 本体を貼り付ける平らな面
- ドアを開閉したときに当たらないか
- 上下2つの鍵があるダブルロックか
- 取り外すときに作業できる空間があるか
賃貸住宅では、粘着面と取り外し方法まで確認します。
認証パッドを追加すると玄関外側から解錠できる
別売りの認証パッドを追加すると、指紋、暗証番号、顔認証、手のひら静脈認証、カードなどから解錠方法を選べます。
認証方法はパッドによって異なります。詳しい比較は以下の記事で解説しています。

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ドアや窓へ貼り付けるSwitchBot 開閉センサー
開閉センサーは、本体と磁石をドアや窓へ取り付け、開閉状態を検知します。
既存のドアや窓を交換せずに追加する
利用場所は次のとおりです。
- 玄関ドア
- 窓
- ベランダへ出る扉
- 収納扉
- ペットケージ
配線工事は不要です。本体と磁石を貼り付ける位置を決めます。
開閉を通知や家電操作の条件にする
玄関ドアが開く
↓
スマホへ通知
ドアが開く
↓
玄関照明をつける
外出先通知や複数機器との連携にはハブ3を使います。
本体と磁石の位置を確認する
取り付け前に次の点を確認します。
- ドアを閉めたときに本体と磁石が向かい合うか
- センサー間の距離が大きくなりすぎないか
- 開閉時にぶつからないか
- 貼り付け面に大きな段差がないか
- テープを剥がすための空間があるか

配線工事なしで追加できるスマートテレビドアホン
スマートテレビドアホンは、玄関子機と室内モニターを追加し、来訪者の映像確認と通話を行う製品です。
既存のインターホン配線へ接続して交換する方式ではありません。
玄関子機と室内モニターで電源が異なる
- 玄関子機:充電式バッテリー
- 室内モニター:電源へ接続
玄関子機は粘着テープまたはネジで取り付けられます。賃貸住宅では、粘着テープで取り付けられる面と、取り外し手順を確認します。
室内モニターとスマホから応答する
呼び鈴が押されたとき、室内モニターから映像を見て応答できます。
外出中はスマホから来訪者を確認し、通話や機械音声で対応できます。SwitchBotのロック製品と連携すると、来訪者を確認した後にモニターやアプリから解錠する構成も作れます。
集合住宅の共用玄関とは役割を分ける
集合住宅では、建物の共用玄関と自宅玄関のインターホンが連動している場合があります。
スマートテレビドアホンは、自宅玄関前へ追加する機器として考えます。既存の共用設備を取り外したり、共用部分へ設置したりする構成にはしません。
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屋外カメラ、ドアホン、開閉センサーの役割は、以下の記事で詳しく整理しています。

設置方法別にできることを比較する
| 商品 | 設置方法 | 主にできること | ハブ3 |
|---|---|---|---|
| ハブ3 | 棚などへ置く | 赤外線家電の操作 | 本体がハブ |
| プラグミニ | コンセントへ挿す | 通電のオン・オフ | 基本操作では不要 |
| スマート電球 | 電球を交換する | 照明の電源・明るさ・色 | 基本操作では不要 |
| カーテン3 | レールへ取り付ける | カーテンの開閉 | 基本スケジュールでは不要 |
| ボット | スイッチへ貼る | 物理ボタンを押す | 基本操作では不要 |
| ロックUltra | サムターンへ後付け | 玄関の施錠・解錠 | 遠隔操作などで使用 |
| 開閉センサー | ドア・窓へ貼る | 開閉状態の検知 | 遠隔通知などで使用 |
| テレビドアホン | 玄関外側へ取り付ける | 来訪者確認・応答 | 基本機能では別ハブ不要 |
部屋ごとの導入例
リビング
使用する商品:
- ハブ3
- プラグミニ
- スマート電球
- カーテン3
できること:
- エアコンやテレビをスマホ操作する
- スタンドライトの通電を切り替える
- 照明の明るさや色を変える
- カーテンを時間で開閉する
玄関
使用する商品:
- ロックUltra
- 開閉センサー
- スマートテレビドアホン
できること:
- スマホやオートロックで施錠する
- 玄関ドアの開閉を確認する
- 来訪者の映像を確認して応答する
寝室
使用する商品:
- スマート電球
- カーテン3
- プラグミニ
できること:
- 就寝時間に照明を暗くする
- 起床時間にカーテンを開く
- スタンドライトなどの通電を管理する
壁スイッチを交換できない場所
使用する商品:
- ボット
- 必要に応じてハブ3
既存の壁スイッチを残しながら、アプリ、タイマー、シーンから操作できます。

退去時まで考えて設置する
取り外す商品を把握する
退去時に取り外す主な商品は次のとおりです。
- ロックUltra
- 開閉センサー
- ボット
- スマートテレビドアホン
- カーテン3
ハブ3とプラグミニは移動し、スマート電球は元の電球へ戻します。
元の部品を保管する
元の状態へ戻すために、次のものをまとめて保管します。
- 交換前の電球
- 使用していない取り付け部品
- 取扱説明書
- 元の電池カバーやアダプター
- 商品の箱
購入時の箱を必ず残すという意味ではなく、退去時に必要な部品を紛失しない形で保管します。
粘着テープは製品の手順に沿って取り外す
無理に本体を引っ張ると、壁紙、塗装、木材などの表面を傷めることがあります。
製品ごとの取り外し手順を確認し、指定された方向へゆっくり作業します。「粘着テープ式なら必ず跡が残らない」とは考えず、貼り付け面の素材と状態を確認します。
やりたいことから商品を選ぶ
| やりたいこと | 使用する商品 |
|---|---|
| エアコンやテレビをスマホ操作する | ハブ3 |
| スタンドライトの通電を操作する | プラグミニ |
| 照明の明るさや色を変える | スマート電球 |
| カーテンを時間で開閉する | カーテン3 |
| 既存スイッチを押す | ボット |
| 玄関をスマートロック化する | ロックUltra |
| ドアや窓の開閉を確認する | 開閉センサー |
| 来訪者を映像で確認する | スマートテレビドアホン |
| 複数の家電をまとめて操作する | ハブ3+対象機器 |
| センサー通知を外出先で受ける | ハブ3+対応センサー |
よくある質問
賃貸住宅でもスマートロックを取り付けられますか?
ロックUltraは玄関内側のサムターンへ後付けする製品です。
サムターンの形状、周囲の空間、貼り付け面へ対応していれば設置できます。取り付け前に対応状況と取り外し方法を確認します。
壁へ穴を開けずに使える商品はありますか?
ハブ3、プラグミニ、スマート電球、カーテン3、ボット、ロックUltra、開閉センサーなどは、壁への穴開けを前提としない設置方法を選べます。
製品ごとに、置く、挿す、交換する、レールへ付ける、粘着テープで固定する方法が異なります。
スマートテレビドアホンは工事が必要ですか?
既存インターホンの配線へ接続する製品ではありません。
玄関子機を粘着テープまたはネジで取り付け、室内モニターへ電源を接続します。
粘着テープはきれいに剥がせますか?
設置面の素材、塗装、経年状態によって異なります。製品の取り外し手順に沿って作業し、跡が残らないとは断定しません。
スマート電球を付けるだけで照明を操作できますか?
対応するE26口金と照明器具であれば、電球を交換してアプリへ登録します。
壁スイッチをオフにすると給電が止まり、スマホ操作できなくなります。
プラグミニでエアコンを操作できますか?
エアコンはプラグミニで通電を切り替えるのではなく、ハブ3へ赤外線リモコンを登録して操作します。
ハブ3はすべての商品に必要ですか?
すべての製品に必須ではありません。
プラグミニ、スマート電球、カーテン3、ボットなどは、基本操作や単体スケジュールにハブ3が不要な構成があります。赤外線家電、センサーの遠隔通知、複数機器の連携などでハブ3を使います。
まとめ
賃貸住宅でも、既存設備を残しながらスマートホームを始められます。
- ハブ3は棚へ置いて赤外線家電をまとめる
- プラグミニはコンセントへ追加する
- スマート電球は対応する電球と交換する
- カーテン3は現在のレールへ取り付ける
- ボット、ロックUltra、開閉センサーは既存設備へ後付けする
- スマートテレビドアホンは玄関子機と室内モニターを追加する
- 取り付け方法だけでなく、退去時の取り外し方法も確認する
家全体へSwitchBot製品を配置する構成例は、以下の記事で場所と目的に分けて紹介しています。


